<社員研修これで十分>次を見る!、次を見れる!は所作・心得の先に人生やビジネスの成功度を表します。貴方はご自宅でお湯を沸かすポットが軽くなっていたら水を足しますか?貴方はご自宅の食卓に底をつきそうなお醤油さしが有ったら補充しますか?幼い事、玄関で靴の脱ぎ方教えられましたね、体を洗ってから湯船に入りなさいと言われましたね・・・次の方が快適に過ごせるようにが所作・心得の原点です。オフィスの会議室、終わった後をご覧ください、仕事が出来ない人が座っていた椅子は出しっぱなし、お茶も飲んだまま、片付け安くまで頭が回らないのです。国によってマナーや作法に違いはありますが基本は次の人への心使い。仕事も全く同じ、早く身につけると苦なく出来るのが所作や心得、貴方は既に身についていると思いますが、お時間のある時、復習も価値あるものと考えます。
ここに書いたたったこれだけで十分、でも一つ欠けるだけで二流!年齢と共に身に付けなくてはならない所作と心得、所作すなわち立ち振る舞いや身のこなし丁寧であればそれで全てよし、心得は無礼でなければそれでよし。作法とは人間が勝手に定めたものであるので知らなければ知らないで良し!身近なものとしては神社にお参りする時の「ニ礼ニ拍手一礼」、誰が定めたか知らぬが日頃の感謝の気持ちさえあれば深々と礼をするだけでいいし恥ずかしくもない。お墓参りも同じ礼を尽くす意味で墓石より頭を低くし手を合わせたり礼をしたりすればよし、立派な大きく高い墓石の前ではしゃがむ必要すらない。と思います。
「所作」とは日常の動作すべてを言いますが社会においては前記のように「丁寧」であれば問題はない、荒々しい動きは品位を欠き所作を心得ているとは言えない、書類を放り投げる、椅子を使ったままにする、扉の開け閉め・・・茶道武道の作法は関わる人間が勝手に定めたものなので気にする事はない、がしかし丁寧な動きは必須である。世に出たければの<出世>したければですが!と思っております。
「心得」には色々な意味がありますね、「心得ました」と上司に言うと判りましと、そのようにしますと言う様な意味、「こころえがある」と言うと技や芸を身につけていますとなりますね!そして常に心掛けていなくてはならない事も心得と言いますよね。私は形ではなく、しつこいようですが心だと思いますよ。TVタレントがお宅訪問した時、仏壇を見つけるとご先祖様にもご挨拶をというシーンをよく見ます!どうお感じになりますか?好印象のテクニックと腹を立てる人もいるかもしれませんが、仏様も拝まれて悪い気はしないかも!アッTVで見たタレントだと<笑>こんな小さなことにいちいち腹を立てるのも心が薄いという事になりますね。心は洋々とありたいものですね。
ここでは若者が社会人になり恥をかかない様、まとめてみました。型通りの講師を雇っての新人研修、まったく無駄!社長が伝えたい事をここに網羅しています。
新人諸君で学生時代運動部を経験している人は運動部時代のままで良いので先輩を上司に置き換えるだけで合格、でも音声は半分のボリュームで!運動部経験のない方の為に書きました。
挨拶、運動部より多少トーンを落として必ずする、当たり前だがビルの警備員や清掃員とすれ違った時も含まれる。朝は「おはようございます」それ以外の時間は軽く一礼で良し。もし先輩方がどなたにも「お疲れ様です」と言葉を添えていたら真似すればよい。
譲る、通路で先輩や上司とすれ違う時は軽く一礼すると共に道を譲る。エレベータ―もしかり、3階までの上り下りは階段でするべし。
業務、1年間は、上司に言われた事を何も言わずやる、意見無用。
飲食、先輩や上司より先に箸をつけるな飲むな。
自分から誘う事はするな。
社員と呑む酒場は社内である、礼儀を忘れずに。無礼講は存在しない。
接客、先輩、上司の言葉に口を挟むな。
恋愛、職場に持ち込むな、スマホにラブコール、ラブメールも業務中は自分も相手も禁止は当たり前。
結婚A 就職と同時に結婚する場合、入社したばかりでは、社内から仲人、主賓も出しにくい場合は身内と極親しい友人のみで挙式披露宴を行い、上司には事前にその旨を報告しておく。
入社直後、 大きく披露宴も行いたい場合は、お仲人は恩師、会社からは主賓、直属の上司は乾杯と配慮すべきである。この辺は兄弟サイトweddingsakyoを参考にして頂きたい。
結婚B 本来結婚は個人的なものであり勤務先を意識する必要もないが、勤務先の時間も人との接点も貴方の人生の一部。この辺も兄弟サイトweddingsakyoを参考にして頂きたい。
まとめ
新人君! 他人や先輩を見てあの程度の事なら自分でも出来る、自分の方が優秀だ、思うのは勝手だが表に出すのは愚か者、決して狸になれという事ではなく前述のように1年間は礼を尽くし黙って従いなさい。その上で改良案が浮かんだら礼を尽くして発言しなさい。
ここで言う礼とは、先輩や上司に恥を欠かせない、自分は出来るからと言ってそれを条件としない。
ここで言う条件とは・・・極論だが我が社も外国との取引も増えていますので会議は英語でしませんか?など。社の実情に合わない。英語が必要と思う場合、英語対応を多くの社員が出来るようにする為、勉強会の発足は如何ですかという提案が良いであろう。
最後に入社時、新人は緊張感から礼儀正しい者もしばらく経つと緊張感が途切れ挨拶もままならぬ者が出る・・・上司は見ているぞ!脇が甘い、社会をなめていると。
そして油断するな!先輩諸氏・・・新人、後輩、部下はじっと見てるぞ!出来ない上司だ、追い越してやると!
社会は戦場ではありませんがリングであったりトラックであったりと戦う場ではなくも競う場ではあります。だからこそフェアでなければいけませんね。爽やか言動、行動を心掛けて下さい。
如何でしたか、肩が凝りましたか?日本は戦後、とっても素敵な国になりました、理不尽な押え付もなく言いたい事は言え、やりたい事も出来る。そして何より沢山の権利が優先し心ある指導も時としてパワハラ、褒めたつもりがセクハラ・・・権利は守られるべきですが権利ばかりが横行する温室になっているのが今の日本です。帯を締めなおさないと世界から一本取られます。ビシッとする必要はありませんが正道を歩む心掛けは日本の弱体化を救うと思いますね。年寄り臭いと感じますか!確かに左京は年寄り、頑固かも知れないサムライです<笑>
基本だけ身についていればどの世界でも通用しますね、色々な風習や習慣もあると思いますが大丈夫!ビジネスの世界でもこの基本が身についていればお相手の信用が得られ発展の道が広がります。 吉野正規(原左京)
現代社会・・・経済界も政界も統合し強くなろうとしています、でも一つ間違えると弱体化します。包丁に例えましょう、大きくてパワフルな包丁を手に入れたとします。でも切れ味を試したら切れない!貴方はその包丁を研ぐ方がいいのか、薪を切る鉈にした方がいいのか判断はつきますか?まずは今まで使っていた包丁を大切に研ぐ事です、そうしながら、その大きなパワフルな包丁を縦横、斜めからよく観察し研ぐか鉈にするか見極める必要があります。すぐ古い包丁を捨て新しい包丁を使おうとして後悔するケースありますね!気を付けねば!
「苦言」これは書きたくありませんでしたが、もし貴方が親愛なる後輩や明日ある若者だったら、申し上げたでしょう。「勘違いとうのぼれ」。色々な企業に伺い内々のお話を伺う事が多々ありました。その中で見苦しいシーンも。経営者と経営陣は違う、とかく経営企画室などに属すると自分は経営者になったかの如く勘違いする人がいます。年長者や自分より高位の人を「さんも、君もつけず」人事的な評価をしさも決定権のある様な発言をする人。「さんも、君もつけず」将棋の駒のように言っていいのは社長ほかほんの数人・・・こういう場にいると情けなくなります。他人の女房を「よびつけ」にする無礼者と変わりませんね!
これも今さら書きたくない事・・・例えば帝国ホテルにお泊りの女性に書類を届ける事になった男性、常識的にはロビーで受け渡しですが、何らかの事情で部屋に届けて欲しいと言われ届ける時、ノックは当然、部屋に入った時、貴方は?ドアを閉めますか?これはマナー違反だとご存知ですか? 女性の年齢など関係なく。もし届け先の女性が「ドアを閉めて」と言われたら閉めても結構ですが!
逆に貴方が女性で部屋に書類を届けて欲しいと男性に言われたら、そういう男性はマナー知らずと警戒し、ドアの外で書類は渡すようにしましょう!